コラム
2024/01/18
こんにちは
一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです!
雨の音は、時には心地よいものですが、室内でのうるさい雨音は眠りを妨げることがあります。
雨音が気になるあまり、建てたばかりの家の屋根を全て取り換えた事例も聞いたことがあるほどです。
雨がうるさいなと感じられた時、どの屋根材が最も静かなのか気になったことはありませんか?
屋根材の雨音については、多くのメーカーが実験結果を開示しています。
ただし、どのような商材でもそうですが、自社商品の比較対象として出てくる他社製品の性能値は、過小に感じられたりしますよね。
そこで、今回はできるだけメーカー自身が出している数値を集めてランキングにしてみました。
スーパーガルテクト(断熱材一体型の金属屋根) |
31dB |
ささやき声 |
Tルーフ(石粒付金属屋根) |
33dB |
ささやき声 |
陶器瓦 |
49.5dB |
小さな声・静かな事務所 |
カラーベスト |
54.4dB |
普通の会話 |
ROOGA(樹脂繊維セメント瓦) |
54.5dB |
普通の会話 |
金属屋根 |
60~70dB |
大き目の声~騒がしい街頭 |
*各試験条件の詳細が分からないためあくまで参考程度にしてください。
*屋根材について説明したコラムもあります。(Tルーフ、ROOGA)
日常生活において「静か」と感じるのは45bd以下だと言われています。小屋裏の雨音もそのぐらいまで抑えられると理想的です。
金属屋根は重量が軽くてよいものの、雨音がうるさく感じることが知られています。これは、薄い金属屋根と雨粒があたった所で細かい振動が起き、”高い周波数のパタパタした音”が発生することが原因です。
そのため、断熱材がクッション替わりになるスーパーガルテクトや、金属板に石粒をコーティングしたTルーフは、普通の金属屋根と比べて雨音が抑えられるのです。
素の金属屋根については、騒音測定の結果が見当たらなかったので、建材を販売している会社の遮音用シートの測定値から出しました。~70dBと書きましたが、条件によってはもっと大きくなるかもしれません。70dBは騒がしい街頭レベルなので、長時間音が鳴るとストレスを感じることでしょう。
防水塗装の屋根も雨音がうるさく感じられるのですが、こちらも騒音測定の結果が無いためランキングにできませんでした。
Tルーフはグラフのみ掲示されていました。気象庁の資料によると、一時間あたりの雨量が20mm以上で強い雨(土砂降り)に区分され、寝ている人の半数ぐらいが雨に気づく*そうです。そのため、20mmの時のグラフから抽出しました。Tルーフは大体30~40dBを推移すると考えてよいと思われます。
*木造住宅内を想定
いかがでしたでしょうか?
屋根材の選択が、日常の雨音にどれほど影響を与えるのか。このランキングを通して、静かでくつろげる居住空間をつくる手がかりとしてみてください。
*他の検証シリーズ*
コラム:太陽光各メーカーの発電シミュレーションを比較してみた
Image@Gemini
参考元
瓦 https://www.try110.com/kawara/qanda/professional/product-p/entry-342.html
Tルーフ https://www.biz-lixil.com/news/article/goodliving/web/1111/troof/
スーパーガルテクト https://imagawa-roof.com/information/blog/material/148/
金属屋根1 https://kenzai-orotex.jp/technology/metalroof.php
金属屋根2 chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.yamauchi-metal.co.jp/_src/8408/zetoro%20test.pdf?v=1704420964612
ROOGA、カラーベストはメーカーの資料より参照
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