コラム
2025/05/12
こんにちは
一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです。
2002年頃に他社で太陽光パネルを設置されたお客様より、屋根の改修工事にあわせて太陽光設備も撤去したいとのご相談をいただきました。
設置から20年以上経過しているため、お客様ご自身では設備IDなどの情報がまったくわからないという状況でした。
施工事例 → 江南市:太陽光撤去+屋根カバー工事(Tルーフ ヴェルウッド)
まずJPEA(太陽光発電協会)に問い合わせたところ、「設備IDについては電力会社に確認してください」と言われました。そのため、中部電力ミライズへ連絡を入れましたが、設備IDの照会はお客様ご本人でないと受け付けられないとの回答でした。
その旨をお伝えし、お客様ご本人から中部電力へご連絡いただき、無事に設備IDをご確認いただけました。
①JPEAに電話をして紙で申請したいと電話をして詳細を聞く。言われた資料を封筒に入れて「紙資料請求」と書いて郵送する
②2週間程度で資料が送られてくるのでそれに記入をする。
③記入した資料をJEPAに郵送して申請する。
*廃止届の紙はWEB上からダウンロードできますが、「資料請求してください」と言われたためそれに従っています。
申請に必要な書類は郵送でも取り寄せる必要があります。
その際は、封筒の表に「紙資料請求」と目立つように記載し、以下の資料を同封してください。
設備IDやお客様情報、廃止理由などは送付状に書けばいいので、実際には送付状と切手と委任状の3つでOKです。
資料の返送には、おおよそ2週間前後かかるとのことです。
なお、JPEAの担当者からは「電子申請のほうが早くて簡単です」とご案内をいただいています。
以下の資料を郵送してください。
申請後は1~2か月で審査が下りるそうです。
廃止届の申請用紙には「マニュフェストには伝票をつけること」との記載がありますが、JPEAに確認したところ、伝票の添付は不要とのことでした。
また、「設備情報の記載のあるもの」とも記されていますが、詳細な型番などまでは不要で、たとえばマニフェストの備考欄に「太陽光パネル」などと品目がわかる程度の記載で大丈夫とのことです。
FIT(固定価格買取制度)の調達期間がすでに終了している設備でも、設備を撤去する場合は廃止届の提出が必要です。
このようなケースでは、申請書内のチェック項目で「調達期間終了後の廃止(補廃棄)」を選ぶ必要があります。たとえ調達期間終了後は自家消費を継続していたとしても、太陽光パネルを捨てるのであれば「廃棄」にチェックをしてくださいとのことでした。
紙で申請した場合、不備があるとお客様(事業者)の“実印”による訂正が必要になるため手間がかかります。おそらく、電子申請であればそうした対応が簡略化される可能性がありそうです。
今回不備が出てしまったのでお客様に押印をお願いさせていただいたのですが、実印が大きくハンコの位置が訂正箇所と被ってしまったため資料をもう一度作り直すことになりました。紙申請をされる方はお気を付けください。
また、こちらは中部地方限定になるかと思いますが一つ情報をシェアします。
中部電力は問合せ内容に応じた問い合わせ先がそれぞれ個別にあります。今回は太陽光の契約内容(設備ID)の確認をしたいため、0120-921-697にて問合せをしたところ、どうやら正解だったようでした。
他の太陽光の申請についてよく見られている記事
コラム:太陽光の名義変更の必要書類を調べるのが大変だった件
インスタグラム⇒@morite2works
施工エリア:一宮市 岩倉市 江南市 稲沢市 北名古屋市 清須市 あま市 愛西市 小牧市 春日井市 名古屋市 羽島市 岐阜市