コラム
2025/06/02
こんにちは
一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです!
弊社では、太陽光パネルのPFD管の交換工事を承っております。
白いPFD管の上部に亀裂があったため交換した事例です。
太陽光パネルから家の中まで電気を運ぶ配線は、「PFD管」という樹脂製のパイプで守られています。
PFD管は軽くてやわらかく、曲げることができるので、屋根の上などの複雑な場所でもスムーズに配線できるのが特長です。しかも、構造が二重になっているため雨や紫外線にも強く、電線をしっかり守ってくれます。同じカテゴリーに「VE管」という配管もありますが、こちらは硬くて曲がらないため、直線の部分に使われます。実際の工事では、場所に応じてPFD管とVE管をうまく使い分けています。
また、似た名称で「PFS管」と呼ばれる保護管もありますが、こちらは単層構造のため、耐候性という点ではPFD管に劣ります。屋根上など過酷な環境下では、より耐候性の高いPFD管が推奨されます。
とはいえ、PFD管も年数が経てば劣化してしまいます。外にずっと出ているものなので、紫外線の影響による劣化でひびが入っているケースはよく合います。中の電線がむき出しになると、電気のトラブルにつながるおそれもあるため、早めの点検・交換が大切です。
配線の交換は基本的に屋根の上での作業のことが多く、さらに太陽光パネルの脱着も必要になるケースもあり、足場を組む場合がほとんどです。そうなると、工事の費用がそれなりにかかってしまいます。
弊社では、小さなひび割れ程度であれば防水テープを巻いて補修するという対応をさせていただきます。
太陽光発電設備の安心と安全を保つためにも、PFD管の状態チェックと、必要に応じた早めの交換を検討してみてはいかがでしょうか。壁を伝うPFD管に損傷が見られるとご自身で発見できる可能性もあるので、一度お家の外廻りを見直してみるのがおすすめです。
弊社のPFD管交換工事の事例
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