コラム
2023/02/23
こんにちは!
一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです!
弊社HPの鬼瓦を切株に飾った写真がよく閲覧されているようです。使わなくなった鬼瓦の利用法に困っている方は多いのかもしれません。なので今回は鬼瓦についてご紹介します。
鬼瓦は、和式建物の棟の端に設置される装飾性の高い瓦のことを指します。
屋根の棟端は、古くから家内安全・無病息災・などを祈る神聖な場所としてあがめられてきました。その厄払いのシンボルが鬼瓦なのです。
鬼瓦という名前ですが鬼の顔だけでなく、シャチ・雲や植物など様々な装飾瓦が作られています。しかし平安時代から江戸時代まで鬼面が多かったことから、現在では鬼面の有無にかかわらず屋根の棟端を飾る瓦を総称して鬼瓦と呼びます。
前述のように鬼瓦は凝った装飾のものが多いので、庭に置くといいアクセントになります。「これはいいな」と思える場所を見つけたら、ぜひ鬼瓦を置いて花を植えてみてください。それだけで殺風景だった場所に彩りが加わって一気に華やかに!
あまり主張させたくなければ、庭の隅の少し日陰になるところに置くのもいいですね。瓦の色がシルバーだと緑がよく映えるので、シダや苔と合わせても素敵だと思います。シルバーとグリーンのコントラストは見ているだけで涼しげですし、和風にも洋風にも合う色なのでどんな庭でも合わせやすいでしょう。
この写真の神社では、瓦を切株の上に乗せたいというご依頼でした。瓦が倒れてしまわないよう切株の空洞にセメントを流し、そこへアンカーを打って固定しています。
このように、瓦の固定が必要な場合は手を加えたりしますが、基本的に煩雑に置いてもかっこよく見えます。あえて雑に置いた方が味が出る場合もあるんですね。
鬼瓦は、本来厄除けのために家の外へ表面が向くように据えます。ですので、庭に飾る際に鬼瓦が内向きになることを気にされる方もいるかもしれません。玄関脇や、道路に面している場所に外向きに置いてもいいでしょう。
最後に、淡路の瓦職人さんが手作りした瓦のお花をご紹介します。
鬼瓦とはまた違った、お庭のワンポイントとしていかがでしょうか?
商品ページ:AICO -Kawara flower-
コラム:平板瓦に家紋入りの鬼瓦をのせたい
施工実績:鬼瓦を切株に飾る
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