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コラム

2023/03/02

リフォームローンのメリット・デメリットをご紹介

こんにちは！

一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです！

リフォーム工事の際、お客様から弊社でローンを用意してほしいとご要望いただくことがあります。

リフォームは金額の幅がとても広く、軽いものは数万円から～全体の改修だと1000万円以上かかることもあります。

さらに、原因が雨漏りなどの緊急性の高い改修では、お客様の中には「今すぐ工事をしないといけない」という状態の方もいらっしゃいます。数百万円の高額なリフォーム費を一度で支払うのはなかなか難しいですよね。

ということで、今回の記事では「リフォームローン」についてご紹介します！

１．ローンのタイプ

リフォームローンには大きく分けて２つのタイプがあります。

有担保型リフォームローン

有担保型のリフォームローンは、リフォームする建物と土地を担保にすることが必要です。契約時に費用がかかり、審査も長い時間がかかります。その分低金利で、借入限度額が大きく、返済期間を長く設定できることが特徴です。大がかりなリフォームで高額の借入をしたい場合は、有担保型のローンが適しています。

無担保型リフォームローン

無担保型のリフォームローンは、審査が早く契約の費用も多くかかりません。ですが、有担保型に比べて金利は高めです。借入限度額は少なく、返済期間も短い傾向があります。急に修繕が必要になって資金が足りない場合などに適しています。

上記以外に、リフォームでも利用可能な住宅ローンというものもあります。

リフォーム利用可の住宅ローン

有担保型のリフォームローンと同様に担保が必要です。金利が低いこと、借入限度額が大きく、返済期間を長く設定できることが特徴です。リフォームローンの金利は概ね2.0%~5.0%が多く全体的に高めです。それに比べて住宅ローンは概ね0.5%~2.0%と下回っています。さらに、リフォームローンは変動金利のものが多いのに対し、住宅ローンは固定金利が多いという違いもあります。可能な商品はある程度限られていますが、住宅ローンの乗り換えをした方がお得になる場合もあります。

2．メリット・デメリット

リフォームローンのメリット

少額から借入可能

リフォームローンの借入金額は10万円からと、比較的少額でも借りられます。急に修繕が必要な場合や、階段に手すりを付けるなどの部分的なリフォームなら工期も短く、費用も数十万円で済む可能性があります。その場合は、手続きが簡単なリフォームローンが便利です。

住宅ローン返済中も利用可能

リフォームローンでは住宅ローン返済中でも利用可能です。すべてのケースで審査に通るとは限りませんが、返済可能と判断されると借りられる可能性が高いです。

リフォームローンのデメリット

借りられる金額が少ない

リフォームローンの借入限度額は住宅ローンより低く、無担保型であれば500万円程度が上限でしょう。増築や木造住宅の改修のような大規模リフォームでは、工事費が1,000万円以上かかるケースもあります。そのため、無担保型では必要資金をまかなえない場合、リフォームローンが適していません。

金利が高い

前述のように、住宅ローンの金利は固定金利で1.0％台が多いですが、リフォームローンの金利は2.0〜5.0％と高めに設定されています。金利差の1.0％は総返済額に大きく影響します。また、リフォームローンの金利は金融機関ごとに差があります。

金融機関によっては「バリアフリー改修」や、「太陽光発電/ソーラー発電システムの設置」などの特定の工事や、顧客の利用実績によって優遇金利が受けられるケースがあります。それらを比較検討して、有利な条件で契約することが大切です。

借入期間が短い

最長35年の返済が一般的な住宅ローンと比べ、リフォームローンの借入期間は無担保型では1〜15年と短めです。短期間での返済となるため、毎月の返済金額が高額になりがちです。特に無担保型のリフォームローンは、短期集中で返済できる範囲の借入額で設定しましょう。大がかりなリフォームでは、有担保型や住宅ローンの活用のほうが適しています。