コラム
2023/04/12
こんにちは!
一宮市・江南市を中心に、屋根修理・外壁塗装などをしているモリテツです!
ROOGAは、ケイミュー株式会社が販売する屋根材です。「樹脂繊維混入軽量セメント」で作られており、軽量瓦に区分されます。従来の陶器瓦の約半分の重さでありながら、雨風や台風に強く、耐久性も優れているという特徴があります。
最近、弊社ホームページにROOGAからいらっしゃる方が増えています。やはり耐震・防災の面で注目される商品ですね。
土葺き+陶器瓦ということで、屋根の重量が重くなっていました。軽量化という点で、瓦を引掛け固定するための桟木を用いた乾式工法でROOGA「雅」を施工しています。
メリット:
瓦よりも軽い
雨風や台風に強い
耐久性が高く、メンテナンスが不要
実際にメーカーの方にお聞きしたところ、地震や強風時の飛来物などで割れにくいことがポイントだそうです。
また、ROOGAはカラーベストとは異なる圧縮材を使用しています。カラーベストのように経年劣化で表面がぼそぼそになることや、再塗装のメンテナンスが必要になることもありません。
デメリット:
工事費用が高い
施工できる業者が限られている
デメリットについてですが、工事費用は陶器瓦より高くなると思われます。
施工にはケイミューが発行する「施工管理者資格」を有する技術者が推奨されています。弊社は前述の資格に加えて「ROOGAショップ」に加盟しており、屋根工事店として認定されていますので、安心してお任せください。
弊社では、数年前の耐震工事に補助金が出た年によくROOGAの施工を行いました。重い和瓦から、軽量かつ見た目も瓦と似ているROOGA雅に葺き替えるの事例が多くありました。
ただし、最近はT-ルーフ(ガルバリウム鋼板に天然石でコーティングしてある屋根材)の方がより安価でご提案できることから、ROOGAの施工数は少なくなっています。
ROOGAがTルーフより優れている点は、デザイン性でしょうか。Tルーフの「クラシック」という種類は波型ですが、起伏が大きくどちらかと言うと洋風の見た目になります。また、表面が石のためザラザラして見えます。
これは、和風の木造住宅からT-ルーフに葺き替えた例です。表面の光沢感が瓦とは違うのがわかります。
軽量かつ和モダンにしたい方は、ROOGAの方がおすすめです。
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